ちょっとマイナーな入浴剤なのですが、ほのかな香りと抜群の保湿効果があったので、ここでご紹介したいと思います。
富山県にある株式会社エム・アンド・エムが製造販売元の入浴剤です。入浴剤というかバスオイルと表現した方がいいかもしれませんね。
私は地元のドラッグストアにて2種類(フローラルハニーの香り/オーシャンの香り)を発見しました。どちらも保湿効果が抜群なので、乾燥肌に悩んでいるという人におすすめです。
というわけで今回は、株式会社エム・アンド・エムのフローラルハニーの香りとオーシャンの香りについての感想・レビューです。
香り別の感想・レビュー
フローラルハニーの香り
ハニー系の入浴剤は、パーティー向けの大容量の缶入りではあまり見ませんが、個別では割と多いジャンルではないかと思います。
どれもハチミツを思わせる甘みのある香りと、しっとり肌になれることをアピールする傾向が強く、本製品も例外ではありません。
しかも本製品は錠剤でもなければ、粉末入浴剤でもないので、オイルというだけでも抜群の保湿効果が期待できると言っていいでしょう。
左側のほのかに黄色がかっている部分が、本製品を投入した直後の様子です。
ハッキリ言って、袋を開封した直後はハチミツ風の甘い香りが広がりますが、お湯に溶かすと香りはあまりしません。
そして間近で見ると、やはりオイルなので浴槽のお湯と完全に分離しています。しっかりとかき混ぜてから入浴しましょう。
かき混ぜた後がこんな感じです。
「言われると黄色がかってるような気がしないでもないけど、そこまで香りが強いというわけでもなく、どっちかというと濁ってる感じ」という印象を受けました。
オイルと言うこともあって、浴槽の底が滑るので注意が必要です。
しかし保湿効果に関しては抜群でした。湯上り後も肌が柔らかく、ずっとしっとりしていましたし、強くないほのかな甘みが残っていて心地良い残り香です。
以前に他メーカーのバスオイルを使用した時は、香りが強くて「確かにしっとりするけど、香りがきつくて気持ち悪い」と感じてしまいましたが、これなら香りに邪魔されることなく、しっとり肌が手に入れられるのではないかと思います。
オーシャンの香り
見た目が完全にオイルモーションです。↓こういうやつ。
封を開けた際の香りは、薄荷のような香りです。清潔感や爽快感を感じるような透き通るイメージで、まさに見た目通りの香りがしました。
パッケージにはシロクマやペンギンが印刷されていますが、スースーするということはありません。特別ポカポカするという感じはしないものの、やはりオイルということもあって保湿効果、しっとり感は抜群だと思います。
投入した瞬間はこんな感じです。クリアブルーの綺麗な色が少しずつ広がります。
オイルなので、浴槽の底が相変わらず滑ります。これは本当に注意が必要です。
かき混ぜた後で、うまい具合に油の雰囲気を撮ることができました。こうやって見ると、色味だけではハチミツなのかオーシャンなのか分からないですね。
香りも全く強くないので、ぶっちゃけ「どっちがどっちか分からない」という人が出てきても驚きません。
ただ「なんでお湯に浸かっている時はそこまで香らないのに、湯上り後はほのかに香るのだろう？」という疑問を持つのは、両者とも一緒です。
うーん、フローラルハニーと遜色ない色ですね。
いっそオイルと同じ色なら面白かったような気もしますが、ブルーレット的なものを連想しちゃう可能性を考えたら、これで良いのかも。
保湿性は抜群、しっとり肌を目指すならおすすめ
ハッキリ言って入浴後のしっとり感は、乳白色系の入浴剤と比較しても突出していると思いました。やっぱオイルの保湿効果は抜群だと思います。
ただし入浴中は、一歩間違えばヌルヌルと形容できるような感じがしますし、ここは大きく好みが分かれるような気もしました。
私は湯上り後にシャワーで成分を流さずに上がりましたが、しばらくずっと肌が柔らかかったので、乾燥肌に悩んでいるという人であれば、絶大な効果が得られるのではないかと思います。
ちなみに追い炊き、洗濯水としての再利用に注意点はありませんが、追い炊きに関してはあまり気持ちの良いものではなさそうです(私は選択への利用も控えました)。
どうしてもという場合は、翌日に洗浄剤を使った釜洗浄をおすすめします。
最後に
すごくしっとり出来るバスオイルでした。
私はしょっちゅうドラッグストアの入浴剤コーナーを覗いていますが、本製品を取り扱っている店舗はほとんどないように思います。
2020/02/15現在、Amazonでは取り扱いが無く、楽天では取り扱いを確認しました。乾燥肌に悩んでいるという人にはおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
