花王のバブシリーズに「BLOOMING COLLECTION(ブルーミングコレクション)」という花の香りに特化した入浴剤があります。
私は2020年10月に近所のドラッグストアで購入したのですが、花王の公式サイト上で紹介がありませんでした。もしかしたらもう手に入らないかも…?
使ってみたら非常に爽やかでバリエーションの異なる4つの花の香りが楽しめる素晴らしい入浴剤でした。というわけで今回はバブ ブルーミングコレクションを使ってみた感想・レビューをご紹介します。
バブ ブルーミングコレクション概要
- ミモザの香り
- スイートピーの香り
- ジャスミンの香り
- ガーベラの香り
どれも名前は聞いたことがありますが、個人的には見た目と名前と香りが一致するのはジャスミンくらいです。特にスイートピーは某大物歌手の影響もあって赤を連想していたので、パッケージの紫色には違和感を感じました。
どの香りもありそうで無かったというか、少なくとも「定番化している花の香りではない」という部分に期待度大です。
バブ ブルーミングコレクション 香り別の感想・レビュー
ミモザの香り
非常に甘くて強い香りがします。第一印象のイメージとしては「パインアメ」でしょうか。パインフレーバーのお菓子や飲料水を連想させる香りに近いと思います。
ちょっと香りが飛ぶのが早めで、時間経過と共に甘い香りがなくなってしまうという印象を受けました。ただ香り自体がなくなるわけでなく、それこそがミモザの香りなのかなぁと思ったり思わなかったり。
スイートピーの香り
個人的に本シリーズの最高傑作だと思いました。甘めが強めで爽やかさよりもポップな印象を受けますが、ハッキリ言って「なんでこれが定番化されないのか不思議なレベル」と言っても過言ではありません。
説明が難しいですが、若い女性がこの種類の香水を使うようなイメージでしょうか。松田聖子さんの赤いスイートピーじゃないけど、積極的な女性を連想させる香りだと思います。
ジャスミンの香り
本シリーズの中では1番の定番じゃないかと思われるジャスミンの香りです。香水やフレグランスでも人気が高く、濃厚な甘みの強い香りは多くの人から愛されています。
個人的には可もなく不可もなく、良い香りだとは思いますがトイレの芳香剤なんかを連想してしまう部分と紙一重のような気がしました。甘い香りが好きな人なら気に入ると思います。ただしジャスミンティーはしばらく飲めなくなるかも。
ガーベラの香り
ガーベラも「名前は聞いたことがあるけど、どんな花だっけ?」という程度で、実際に見たところで「そうそう!これこれ!」ともなりません。
入浴剤の第一印象としてはバラっぽいんだけど、バラほど主張してこないというか…。でも「これはバラの一種でガーバラという種類のバラです」と言われたら普通に納得します。系統としては一緒です。
そこで花ソムリエの人たちは、この香りをどう形容しているのかとちょっとインターネット検索してみたら、どうやらガーベラには香りがないらしい…。つまりガーベラのイメージで花王が作った香りということになります。
これを知ってから本製品を使うと面白いです。
花の香りはありません。別名花車、大千本槍、アフリカ菊などと呼ばれます。初夏から秋にかけて開花する花ですが、花屋さんには、1年中売られているお花です。
最後に
入浴剤で花の香りの定番と言えばバラやラベンダーなんかが真っ先に思い浮かぶと思いますが、ここにスイートピーを入れてもいいんじゃないかってくらい、ブルーミングコレクションのスイートピーが気に入りました。
というか全製品のレベルが高い!4種類の香りがあれば「これが無ければなぁ…」っていう香りが1個くらいは入ってるものですが、今回に関してはすべて気に入りました。
花の香りが強めで作られた香りって感じですけど、入浴後にお布団の中で残り香に包まれたいという人にはおすすめの入浴剤です。花の香りが好きな方はぜひ探してみてください。