私が幼少の頃から存在している超ベストセラー商品である「ミルキー」。
とろけるような甘さが特徴的ですが、その甘さとは裏腹に銀歯キラーの名を欲しいままにしている、まるで悪魔のようなお菓子として有名です。
そんなミルキーの入浴剤が存在していることはご存知でしょうか？調べてみると2019年秋頃に発売されていたようですが、先日初めて近所のスーパーで発見し、迷わず購入してきました。
今回は、超甘いメルヘンな香りが魅力のミルキー入浴剤を使ってみた感想・レビューをご紹介したいと思います。
ミルキー入浴剤ポコちゃんの感想・レビュー
めちゃくちゃ目立つような形で「本品は入浴剤です。食べられません。」と記載されています。確かにこのメッセージが無ければお菓子だと勘違いしてしまうはず。
こちらはバナナミルクの香りということで、もしかしたら「うげー」と感じてしまう人がいるかもしれませんが、意外とチョコバナナ系の入浴剤は存在しているので、そこまで冒険しているような感じもありませんでした。
保湿成分としてミルクプロテイン、ハチミツ、シアバターが配合されており、バナナの甘い香りに包まれながらお肌もしっとり潤うというのがアピールポイントとなっています。
さて、パッケージを開封した瞬間、想像以上に甘い香りが広がりました。第一印象としては「これ牛乳に溶かしたら、めっちゃ美味しいやつやーん」という感じ。
粉も非常に細かく、舞ってしまう可能性があるので、お風呂場で開封してそのままお風呂に入れて、その勢いですぐに入浴することをおすすめします。
ミルキーらしく白く濁った湯色で、見た目にはバナナ感がありませんが、香りは完全なるミルクバナナです。超甘い香りで、思わずうっとりしてしまいます。
…が、香りが飛んでしまうのが驚くほど速く、入浴してても甘かったのは最初だけで、お風呂から上がる頃には「…これ、バナナだっけ？」というくらいの無臭状態でした。
確かに面白みはあるけど、香りが飛ぶのが早すぎるし、そこまでの保湿効果も感じません。
話題性をメリットに、ペコちゃん大好きなお子さんと一緒に入浴するとかなら元が取れるかもしれませんが、個人的にはちょっと失敗じゃないかと思いました。
ちなみに2020年4月現時点でのAmazonの評価はこんな感じです。6件しかありませんが、意外と評価は高め。
レビューの中には私と正反対の意見で「翌日も香りの強さは変わらなかった」という人もいれば、私と同じく「香りの持続性はないような気がする」という人もいました。
私の場合は個包装タイプを購入したので、個体差があるとも思いにくいですが、入浴剤を入れた直後は、うっとりとした甘さに包まれたので、ミルキーファンならこれを味わう価値はあるかもしれません。
ミルキー入浴剤ペコちゃんの感想・レビュー
こちらも注意書きがなければ完全にお菓子と勘違いしてしまいそうなクオリティのパッケージです。香りは完全にミルキーの香りで、バニラよりも甘く、練乳よりも甘い香りが衝撃的でした。
好みの問題だと思いますが、ポコちゃんのバナナミルクではミルキー感をそんなに感じなかったのに対し、こちらは完全にミルキーの雰囲気を堪能できます。
6種類の保湿成分が配合されていて、ミルキーの甘さにうっとりしつつも、湯上り後は潤い肌になれるとのことでした。
粉は非常に細かく、お風呂に入れる際に粉が舞ってしまう可能性があるので注意しましょう。というか、少しくらい粉を浴室に舞わせておいた方が、香りは楽しめるかも。
というのも、本製品は甘さは超一級品ですが、お湯に溶けた後は全く香りが残りません。手でお湯をすくって鼻を近付けてみても、何の香りか判断できないほど、すぐに香りが飛んでしまいます。ここはポコちゃんverと同じ。
やはりオリジナルということもあって、こちらの方が売れているようです。レビュー数も評価も高いですね。
個人的には「なんでこんなに評価されてるの!?」と思うくらい、入浴剤としてのクオリティは低いと思いました。私が点数を付けるなら☆2か☆3です。
厳しいことを言うようですが「粉の状態での甘い香りは唯一無二」という部分しか評価できません。ご家族で入浴する場合、2人目が入る頃には何の入浴剤か分からないんじゃないかと思います。
話のタネにはなるかと思いますが、過度に期待しすぎると残念感が残るかも。冒険心は好きですし、もし商品リニューアルか何かで香りに持続性が出たら、神商品になるポテンシャルはあると思いました。
最後に
もうちょっと香りに持続性があればリピートもありですが、入浴剤としては香りがすぐ飛んでしまうので、個人的には不満が残る商品だと思っています。
ただし粉状の時の香りは非常に良い香りですし、話題性は抜群かと思うので、興味のある人はぜひお試しください。
