なぜかこれから冬に差し掛かろうという時期に、ピンク色のパッケージが目を引く「バブ 至福の花めぐり浴」が売られていたので、思わず購入してしまいました。
本シリーズは、他にも「至福の森めぐり浴」や「至福の柑橘めぐり浴」などがあり、数多くのシリーズを輩出している花王にとっても大人気のシリーズとなっているようです。
そして今回ご紹介する至福の花めぐり浴では、桜や梅などの明るい色を連想させる花にスポットが当てられており、視覚的にも香り的にも入浴時間をステキな物にしてくれそうな気がします。
というわけで早速、バブ 至福の花めぐり浴を紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。
バブ 至福の花めぐり浴 概要
- 梅の都の香り
- 桜並木の香り
- 撫子の丘の香り
- 花桃の里の香り
本製品は上記4つの香りから構成されており、それぞれが3つずつ合計12個入りとなっています。
私が本製品を使用したのは11月の寒い時期ですが、ラインナップを見る限りだと春先のイメージが強い香りが多く、「もしかして店舗在庫になってたやつか?」と思いましたが、発売日は2019/10/19とのことでした。
秋時期に桜の入浴剤を出すという商業戦略はさて置き、缶入りの粉入浴剤ではあまり見ないタイプの香りが商品化されているので、いつもの香りに飽きてきたという人はぜひ試してみてほしいラインナップと言っていいでしょう。
ちなみに、以前に同じバブから似たようなネーミングの「花めぐりの湯」という入浴剤も販売されていましたが、リニューアルなのかどうかは定かではありません。
こちらは非常に面白いラインナップだったのですが、現在はAmazonでも高値で取り扱われているので、通常価格で手に入らない以上は今回ご紹介する「至福の花めぐり浴」の方をおすすめします。
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バブ 至福の花めぐり浴:香り別の感想・レビュー
梅の都の香り
正直これに関しては梅っぽさがあまり感じられず、伏せた状態で聞かれたら梅とは答えられる自信がないどころか、4択でも当てるのが難しいと感じてしまうほど、一般的なイメージの梅の香りとはかけ離れた香りがしました。
梅というよりはさくらんぼに近く、さくらんぼの中でも「駄菓子系のさくらんぼの香りに近い」と思います。少なくともこれが梅の香りだとは思わないんじゃないかと。
本当に微妙に香る程度で、香りがしつこくありません。さくらんぼに近いと例えましたが、甘ったるい香りはまったくないので、この香りが苦手だという人はいないんじゃないかと思います。
桜並木の香り
こちらは桜餅の香りに非常に近く、ほのかな甘みの向こうにピンク色の景色が見えるという感じの香りでした。
桜そのものの香りがどういう香りなのかは分かりませんが、一般的によく「桜の香り」と表現されているものに非常に近い香りだと思います。
ただし、その一方で「ちょっと梅系ジュースの香りに近い部分があるような…」という印象も受け、個人的には「梅の都の香りよりもこっちの方が梅っぽくない?」と思った部分もありました。
こちらも香りそのものがほのかに香る程度で、しつこさはありません。
撫子の丘の香り
上の方で軽く触れた「花めぐりの湯」のラインナップにもなでしこの香りがあったのですが、そっちは化粧品の匂いが強く感じたのに対し、今回の撫子の丘の香りは化粧品っぽさはあまり感じませんでした。
色味は薄いピンク色で、見た目では梅なのか桜なのかの判断が出来なくても、香りでは明らかな違いがわかります。華やかさというよりも「和」を感じる甘さというか、妖艶な雰囲気を演出する甘みのある入浴剤です。
錠剤の時点での香りは甘さが強く、ちょっとスパイシーさも持っているのですが、お湯に溶けると一気にほのかな香りになってしまうので、個人的には「これはほのかな香りではなく、強く残り香があるくらいきつめの香りでも良かったのでは?」と思いました。
花桃の里の香り
こちらはハッキリと桃の香りだというのが分かります。非常に甘く、桃味のお菓子に非常に近い香りがするので、甘い桃の香りが好きな人には文句なしにおすすめです。
本シリーズの中では、1番華やかさがあるのではないかと思いました。他のラインナップと比べると、桃の香りって意外とありそうで無いというか、割と希少性が高いような気がしないでもないです。
個人的には「もうちょっと香りが強ければ、最高だったのに…」と思います。
バブ 至福の花めぐり浴でランキングを組んでみた
- 花桃の里の香り
- 桜並木の香り
- 梅の都の香り
- 撫子の丘の香り
全部が似たような色合いの入浴剤であり、すべてが香り的には弱いので、12袋入りですから「これが12日間続くと思うと億劫に感じる」という部分は否定できません。
色んなラインナップの中で途中途中に挟んでいくという使用方法であれば、飽きも来なくて楽しめるのではないかと思います。
順位に関しては結構やっつけで順位付けしたという感じで、1週間後にまたランキングを組むと順位が入れ替わる可能性が大です。その程度の差しかありません。
とりあえず花桃の里の香りだけは、何の香りかを伏せた状態でも間違いなく当てられるほど桃の甘みが堪能できる感じがしたので、花桃の香りは1番のお気に入りです。
最後に
4種類含まれているパッケージですが、正直言って視覚的には区別が付かない薄ピンクで、香りもそんなに個性が強くないので、面白みには欠けるのではないかと思いました。
だったら同シリーズの「至福の柑橘めぐり浴」の方が、柑橘4種でも「系統が一緒なだけで、それぞれの特徴が楽しめる」という意味でおすすめです。
華やかな雰囲気が味わいたい人は、至福の花めぐり浴をぜひお試しください。