缶入りの入浴剤が豊富なことや、きき湯シリーズなどで有名なバスクリン。
そのバスクリンから「アロマスパークリング」というシリーズが販売されています。
屋久島、小笠原、知床などのご当地入浴剤も存在しますが、今回ご紹介するのは王道な香り6種類を詰め込んだ「バスクリン アロマスパークリング コレクション」です。
各香りについての感想・レビューを書きましたので、本製品に興味のある方はぜひ参考にしてください。
バスクリン アロマスパーリング アソートコレクション概要
私が何度もリピートしている入浴剤の1つで、お湯に入れた際のシュワシュワが面白いアソートシリーズです。
おすすめポイントは2つ。1つは「12包装の構成が6種類×2個ずつ」であること。もう1つは「香りにハズレがない」ということです。
通常、バブのアソートシリーズなんかだと、同じ12包装入りでも「4種類×3個ずつ」がほとんどだと思います。
そして4種類全部が自分の好みという展開は少ないので、どこかで必ず「こっちを4個にして、これが2個だったらいいのに…」というような不満が出てくるはずです。
一方で本製品は、6種類の香りが2つずつ入っていて、1つのパッケージで6種類の香りが堪能できるという点が非常におすすめポイントとなっています。
しかも香りがスタンダードなラインナップなので、よく言えば「ハズレが無い」シリーズと言えるでしょう。
個人的には本製品において「この香り要らないなぁ」と感じるものは1つもないので、毎日違う香りが楽しめるという点においても、ぜひおすすめしたい入浴剤の1つです。
血行の促進、冷えや疲労回復に効果が期待でき、月見草オイルなどによるしっとり効果にも期待できます。
お湯に入れた瞬間にシュワッと香るのが特徴的なので、ぜひ入れた瞬間の入浴を堪能してみてください。
香り別の感想・レビュー
元気なグレープフルーツの香り
まずは本製品の一押しでもある「グレープフルーツの香り」から。個人的には柑橘系の中でもグレープフルーツの香りが結構好きなのですが、これは香りとしては弱めです。
しかし、お湯に入れた瞬間のシュワシュワ音を立てながら香りが広がる感じは、これが断トツじゃないかと思います。
特筆すべき点は、本製品に含まれている柑橘系の香りがグレープフルーツか柚子になるのですが、ぶっちゃけどっちがどっちか分かりにくいです。
2日続けてそれぞれのお風呂に入れば違いに気付くかと思いますが、問題を出したら間違う人も大勢いると言っても過言ではありません(でも良い香りですよ)。
搾りたての柚子の香り
冬に人気の柑橘系代表格「柚子の香り」です。前項でも軽く触れたように、柚子と言えば柚子だし、別の柑橘系の香りのような気がしないでもありません。
柑橘系特有のフレッシュ感が感じられますが、こちらも香りが飛ぶのがやや早く、残り香は弱めです。
とは言え、柑橘系の香りが好きな人にとっては間違いなく当たりの部類だと思います。…ただ柚子だって言われないと分からないですけど(言われても「そうなの?」って感じですけど)。
エレガントなローズの香り
超オーソドックスなローズの香りです。見た目にピンク感は一切ありませんが、確実にバラの香りだと判断できます。
色は乳白色でも、そこまで保湿効果は感じません。本シリーズ内の透明タイプと比較しても「気持ちしっとりするかな?」という程度です。
ゴージャス感、エレガントさが堪能できるローズの香りなので、個人的には可もなく不可もなく。これが嫌いと言う人は少ないと思います。
優しいラベンダーの香り
芳香剤として超メジャーなラベンダーですが、私の中ではトイレを連想する香りなのであまり好きではありません。
しかし本製品は、ラベンダーはラベンダーでも高級感があるというか、一般的なラベンダーの香りとは微妙に異なるような気がします。これならラベンダーが得意じゃないという人でも、問題なく堪能できるでしょう。
よく言えば「ほのかに甘みと清潔感があるような香り」で、悪く言うと「作り物感からきて少し酔う香り」という感じ。ラベンダーだけど、ラベンダーっぽくないです。
軽やかなジャスミンの香り
こちらもバラに続いて乳白色です。温泉系乳白色の入浴剤と比べて、しっとりする感じはありません。
パッケージ包装には「軽やかなジャスミンの香り」と記載されていますが、個人的には「パンチと重みのある甘さ強めの香り」という印象を受けました。残り香は軽いですが、入浴中の香りは強めだと思います。
香りのイメージとしては、芳香剤や柔軟剤に使われているジャスミンのイメージそのものです。たまに柔軟剤の匂いが強い人(良い意味で)がいると思うんですけど、まさにそんな感じ。個人的には好きです。
全身をつつむ深い森の香り
よくある森の香りです。ただし、バブなどの森の香りと比較すると香りはやや弱めで、残り香も残りにくいように感じました。
森は森でも木材の雰囲気も少し感じられて、どちらかと言うと包装パッケージにもあるような深い森のイメージです。
これが苦手だと言う人はいないでしょうし、とにかく人気の高い森の香りではあるものの、本シリーズのラインナップから言うと個人的にはパンチが弱いように思います。
最後に
バスクリンは缶入りの入浴剤が豊富に用意されていますが、アロマスパーリングのような個包装の入浴剤も悪くないですよ。
特に本製品は1箱で6種類の香りが楽しめるので、毎日違う香りを楽しみたいという人はぜひお試しください。
ご当地系のアロマスパークリングもあります。
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