バスクリンから販売されている現地コレクションの一角「小笠原コレクション」を試してみました。
バスクリンからは他にも「屋久島コレクション/知床コレクション」が登場しており、今回ご紹介する小笠原コレクションは南国の空気感、新鮮な息吹が表現されています。
世界遺産、自然遺産の小笠原諸島に行った気持ちになれたら最高ですが、果たしてどのようなクオリティの入浴剤なのでしょうか。早速レポートしていきましょう。
バスクリン小笠原コレクションの概要
香りのラインナップ
- ムニンヒメツバキの香り:華やかなフローラル調の香り
- 小笠原レモンの香り:フレッシュなグリーンシトラス調の香り
- ジマギョクシンカの香り:ジャスミンのような軽やかなフローラル調の香り
- 小笠原パッションフルーツの香り:艶やかなフルーティー調の香り
小笠原コレクションの特徴
- 現地で体感し、採取・分析・開発したオリジナル香料配合。
- お湯に入った瞬間にシュワッと発泡し、香りを一気に拡散。小笠原独特でフレッシュな香りを贅沢に楽しめる。
- 現地の情景をイメージし、開発した湯色設計。
- オーガニックホホバオイルとクランベリーオイルの2つの保湿成分で、湯上り後もお肌しっとり。
- アミノ酸成分配合。湯ざわりがまろやかで、お肌にやさしい。
この入浴剤は、小笠原諸島固有の生物や特産果実の香りを現地で体感し、それを再現したものとなっています。某CMのような「行ったつもりで…」という旅気分を味わうには、まさに打ってつけの入浴剤と言えるかもしれません。
私は小笠原諸島には行ったことがありませんが、勝手なイメージでは沖縄のようなちょっとした南国チックで、海がすごく綺麗な場所というイメージがあります。
そして香りや色の再現性だけでなく、保湿成分や入浴中のお肌の保護についても配慮されていて、湯上り後にしっとり肌になるように保湿成分やアミノ酸成分が配合されているようです。
生後3ヶ月以上の赤ちゃんと入浴する時にも使えるようなので、多くの人が安心して利用できるでしょう。
小笠原コレクション香り別の感想、レビュー
ムニンヒメツバキの香り
フローラル調の香りということですが、まさに花の香りという感じ。香水などの作り物感がなく、本当の花屋さんに入った時のような香りがします。
個人的にはフローラルというよりも、自然な花の香りというイメージで、悪く言うと化粧品のような感じがしました。少なくとも香水などでこの香りがあったとして、フローラルとは表現しないはず。
ただ、ムニンヒメツバキが何かを知らなくても「たぶん白い花」というのが想像できる香りなので、一定の清楚な感じはあるんだと思います。
私はあまり好きな香りではありませんでしたが、花屋さんの自然な香りが好きな人なら気に入るかもしれません。
小笠原レモンの香り
レモンというレモンではなく、カボスやスウィーティーに近い柑橘系の爽やかな香りです。個人的にはこれがメチャクチャ好きで、柑橘系の香りが好きなら間違いなく気に入ると思います。
酸っぱさ、爽やかさの中にもほのかな甘みが感じられ、例えるなら「ロッテのスウィーティーガムを噛んでいる人が近くにいる」というイメージでした(こう聞くとあんま良さそうに聞こえないかもしれないけど)。
ただ若干残念だったのが、「溶かし込んでシュワシュワしてる時は香りが強かったのに、ちょっと時間が経つと香りが一気に弱くなってしまう」という点です。
もし4人家族くらいだったら、たぶん最後の人は「何の香りか全く分からない」というくらいになっているんじゃないかと思います。残り香もほとんどありませんでした。
ジマギョクシンカの香り
まず第一に「エメラルドグリーンかいっ!」と突っ込みを入れたくなるほど、香りと色のギャップが激しすぎて、思わず目か鼻のどっちかに異常があるんじゃないかと思いました。
シマギョクシンカという植物の名前は初めて聞きましたが、小笠原諸島の固有種で、パッケージ画像にあるような小さくて白い花の集合体っぽい花です。
香りはこちらも化粧品っぽい香りですが、ムニンヒメツバキと比較するとこっちがやや弱くて落ち着いているかなぁという感じ。イメージ的にはジャスミンに近いかもしれません。
ムニンヒメツバキの方をフローラルと表現するのに抵抗はありましたが、こちらはフローラルという表現でもOKだと思います。ただし化粧品っぽい香りが苦手ならちょっとアレかも。
小笠原パッションフルーツの香り
非常に甘いフルーティーな香りで、正直に言うと「パッションフルーツってこんな香りなのか」という感じ。マンゴーと言われたらマンゴーのような気もしました。
もしくはミックスジュース、フルーツごちゃまぜジュースの香りに近く、いずれにしても南国のフルーツのような甘酸っぱい香りが爽やかなので、フルーティーな香りが好きな人なら楽しめると思います。
お湯の色は赤なんですけど、赤っぽい香りがしないというギャップも面白みの1つと言っていいでしょう。視覚的な楽しみがあるのもポイントです。
こちらも小笠原レモンと一緒で、入浴剤を入れたての時は強く香るものの、時間経過と共に一気に香りが弱くなる印象を受けました。ただ、結構甘めが強い香りなので、湯上り後の残り香が無いのは逆に良かったかも。
最後に
【個人的な小笠原コレクションお気に入りランキング】
- 小笠原レモンの香り
- ジマギョクシンカの香り
- 小笠原パッションフルーツの香り
- ムニンヒメツバキの香り
個人的な感想としては、爽やかさが群を抜いていた「小笠原レモンの香り」が断トツで1位、その他はまぁ適当でもいいかなという感じです。
小笠原レモンの香りだけが大容量単品で売られているなら、たぶん買うと思います。それくらい非常に爽やかな香りで、とても気に入りました。
そして他の3つも決してハズレというわけではなく、全体的に楽しめる入浴剤じゃないかと思います。新鮮な息吹という表現に誇張はありません。ぜひ、お試しください。