温泡シリーズはアース製薬から販売されている入浴剤シリーズです。非常に多くの香りを取り扱っていて、バリエーションや楽しみ方が豊富な入浴剤と言っていいでしょう。
その中でも、レモンの爽やかさに惹かれるという人にとっておきの商品を見つけました。それが「温泡 さっぱり炭酸湯 こだわりレモン」です。なんと香りが4つ入りで、その全てがレモンで構成されています。
早速使用してみましたが、夏というか暑くなってきてからの使用に最適な入浴剤という印象を受けました。非常に爽やかなので、レモン好きには堪らない入浴座だと思います。
というわけで今回は、アース製薬の「温泡 さっぱり炭酸湯 こだわりレモン」の紹介です。
商品概要
- 摘みたてレモンの香り
- 皮ごとレモンの香り
- 炭酸レモンの香り
- 甘実レモンの香り
本製品は12個入りで、4種類の香りが3つずつで構成されています。
柑橘系4種類が楽しめる入浴剤アソートなんかは高頻度で目にしますが、4種類すべてがレモンっていうのは非常に斬新だと思いませんか?
ちなみにアース製薬の温泡シリーズは、錠剤の時に強くてメチャクチャ良い香りがします(言い方を変えれば、お湯に溶けると薄れてしまうという感じですが)。
本製品においても、箱パッケージを開けた瞬間にほのかにレモンの爽やかな香りが広がったので、非常に期待のできる入浴剤でした。
結論から言うと、それぞれのレモンの個性が際立っているというわけでもないので、色以外で判別するのはやや難しいかなぁという印象です。
しかし、レモンの爽やかさを存分に楽しめる一品となっているので、レモンの爽やかさが好きだと言う人にはぜひおすすめします。
香り別の感想・レビュー
摘みたてレモンの香り
レモンと言えばレモンですが、何も言われなければスウィーティーと感じてしまうような、ほのかな甘みを感じられるレモンの香りです。
爽やかさも非常に高レベルで、レモンはレモンでも成熟しきってない少し青いレモンという印象を受けました。
個人的なことを言えば、これが1番好きですね。とは言っても、色を見ないでクイズを出されても当てられる自信はありません(それくらい微妙な差です)。
皮ごとレモンの香り
皮ごとっていうアピールをしていることもあって、香りはこれが1番強かったです。
これだけは前日最後にそのままにしていた湯船から、翌朝も爽やかなレモンの香りが感じられたので、複数人が入浴する場合に最後の人も香りが楽しめるのではないかと思います。
完全に視覚から受ける影響のせいだと思いますが、レモンというよりはカボスのような気がしないでもないです。いずれにしても、非常に爽やかな香りが堪能できるでしょう。
炭酸レモンの香り
色味は非常に面白いですが、こちらは少しメントール感を思わせるレモンでした。
ハッカ油を入れたお風呂のように、劇的に清涼感を感じるというものではなく、あくまで「レモンはレモンでも、メントールを含むレモンガムのような香り」と思った方がいいです。
爽やかさや清涼感という意味では、これが断トツだと思います。
本シリーズはすべてにメントールやミョウバンが配合されていて、夏場の使用を視野にいれているようですが、基本的にはそこまでスースーするものではありません。
「夏でも熱い湯船に浸かりたい」「気持ちの面で涼しさや爽やかさを感じたい」という人にピッタリです。
甘実レモンの香り
甘実レモンということで、他の3種類に比べて甘みが感じられるレモンの香りです。
これ以外が果実のみずみずしさや爽やかさを持っているのに対し、これだけは「甘めのレモンジュース」のようなイメージを感じました。
お湯に溶けた後の香りが弱いので、湯上り後の甘ったるさはありません。もうちょっと香りが強くても良かったです。
最後に
個人的には温泡のシリーズに対して「錠剤の時は香りがいいんだけど、お湯に溶けた時の持続力が感じられない」という点で、あまり良い印象がありませんでした。
…が、このレモンのシリーズは非常に好きです。とても気に入りました。
本記事を書いているのはまだ春先ですが、もう少し温かくなってからの使用にピッタリな入浴剤だと思います。レモンの爽やかさが好きな人は、ぜひお試しください。